転職を考える若手がするべきこと(考え方):インターンシップ・ブログ


先日、どちらでもいいなら大企業を選ぶべきだと書きました。

日本の学生さんから「スタートアップで経験を身につけて、その気があれば大企業に移ってもいい」という趣旨の発言をちらほら耳にします。スタートアップという存在や考え方が浸透するのはいいことだと思います。上のような発言も間違ってはいないのですが、肝心なと...

「大手に入社して終身雇用」というスタンス決めた人、おめでとうございます。それでもリスクはありますが、ある程度会社はあなたを守ってくれます。

しかし、望まずして中小企業に入社した人や、大企業に入ったものの、いずれは移籍することを考える人もいると思います。

そんな新入社員が今なにをすべきか・・・長くなりそうなので、まずは考え方から書いてみます。

僕のケース

アメリカで大学を卒業した後、僕は将来のビジョンを描くこともなく、職を転々としていました。選んだ職種・業種ともに一貫性はなく、気づけば20代後半。このタイミングで、なんとなく日本の大企業に応募してみました。

応募したのは名前を目にしたことがある商社やメーカーなど。下調べすらせずに、会って話せばなんとかなると思っていましたが、結果は惨憺たるもので、全て書類選考で落とされました

がっかりしてもしょうがないので、東南アジアに出奔し、フラフラしながらぼんやり戦略らしきものを立てます。思えばキャリアについて考えたのはこれが初めてのことでした。

思いついたのは、「とりあえずどこか会社に入って、上流の大企業に転職する」というものでした。文字にしてみると、到底戦略とは呼べません。恥ずかしい話ですが、門前払いされた悔しさを晴らしたいという気持ちが大きかったと思います。

リクナビから節操なく応募して、最終的に市場調査を仲介する小さな会社に拾っていただきました。お客様は日本の企業で、市場や技術調査を担当する海外のパートナー企業を選定して、納品まで責任を持つ、という仕事。

大変でしたが、幸運なことが3つありました。

  • 主なお客様が日本の大手企業だった
  • 直属の上司の営業力が抜群だった
  • 僕が外国語(英語)に堪能だった

営業として数字を上げる能力は、上司に太刀打ちできそうにありません。ならば、大企業クライアントと海外のサプライヤーとの間に立って、英語と日本語を駆使して話を進める、という調整の要になろう、と決めました。

その後、僕は活躍して、数年後には日本の大手メーカー複数社から中途採用の内定をいただきました。結局どの企業にも行きませんでしたが、かつて見向きもされなかった企業からのオファーは、少し自信になりました。

中途採用とは

上記はかなり昔の話ではありますが、中途採用の基本原則は変わってないと思います。そのポジションで求められる責任を、その日からフルで果たせる人物が採用されます。言い換えるなら、必要な経験と技術を兼ね備える人材です。

新卒採用との差は「その日からフルで」というところにあります。もちろん研修はあるでしょうが、それはその組織の運営に慣れるためのものであり、新入社員研修ではありません。

即戦力というのは、つまりそういうことです。

望まれていることがわかれば、そうなればいい。あたりまえのことですが、普段の仕事で忙しいなか、しかも次が見えていないのであれば、何を努力すればいいのかもわかりません。

なので、具体的なステップを考えてみます。

転職サービスに登録する

目的:労働市場における自分の価値と動向を把握する

一も二もなく、転職サイトに登録して下さい。どのサイトに登録するかは好みですが、ひとまずこの2つが有力です。どちらとも登録してください。

  • Linkedin:ビジネス向けのソーシャルネットワークサービスです。日本ではこれからですが、海外を視野に転職活動をしたいなら、絶対です。登録数は5億人、アクティブユーザは2億5千万人。学歴、職歴、スキルなどを登録します。僕はリクルーティングだけじゃなくて、仕事でインタビューをしたい時なども、Linkedinをフル活用しています。
  • リクナビネクスト:他のサービスをあまり活用していないので何とも言えませんが、恐らく日本では最大手なのではないかと思います。

就活が終わってそれほど間もないのに、なぜこんな面倒なことをしなくてはならないのか。詳細は別に書きますが、理由は以下のとおり。

  • 自分の職歴と実績を一覧にまとめられる
  • それを公開できる
  • 流行のポジションがわかる
  • 客観的な自分の市場価値が分かる

ちなみに、登録内容を履歴書として打ち出すこともできるので、便利です。

スキルを更新する

目的:自分の武器を把握し、公開する。

世の中にはどんなスキルがあるのかを知るには、転職サイトが参考になります。リクナビネクストであれば、「職務経験」欄が参考になります。

1ヶ月に一回は、Linkedinとリクナビネクストのプロファイルをアップデートしてください。

単純にスキルとして項目を追加選択するのも良いですが、実際に何をやったか、結果はどうだったか、などを具体的に既述するセクションもあるので、面倒がらずにやりましょう。

半年に一回は、上司に頂いた評価なども考慮して、スキルの棚卸しをすることをおすすめします。

これについても別途エントリーが必要ですね。風呂敷を広げちゃいましたね。

社内で一番になる分野を探して、目指す

目的:武器を磨き、機会が自分に集中するように仕組む。

営業であれば、売上トップを目指して下さい。営業職でなければ、部内で抜群の評価を受けるように努力してください。そして、「これにかけては社内で右に出る者がない」状況を作ります。競争が苦手である人も、です。

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上のエントリーでの書きましたが、転職市場においてあなたは自分を売り込む必要があります。特に海外ではそうで、1位と2位では、採用担当者に与えるインパクトが違います。

それに、仕事はできる人に振られます。大変ではあっても、挑戦する機会は、成長に繋がります。

外の人に会う

目的:機会のチャネルを増やす。

社内の飲み会も大事なことですが、同じような話に終始してしまいがちです。なので、外部の人に合うきっかけを作りましょう。

知らない人に会うのは億劫な面もありますが、新たな機会のきっかけになります。

僕の仕事の多くは、たまたまの産物と、人の好意です。言ってしまえば、起業ですら意図したものではなく、成り行きでした。

まとめ

当初、テーマは「中小企業から大企業への転職」でしたが、しっくりこないので変更しました。

次は、本エントリーの段落である転職サイト(特にLinkedIn)の重要性や、スキルの更新などについて触れます。

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