参加者が語る海外研修プログラム③:インターンシップブログ

今回の研修プログラム体験記、さいごはお嬢様。シンガポール入りが1週間遅れた彼女は、ゼロコンタクトから提携のリードをとり、コンテンツの拡充、ユーザレビュー、ローカライズなど盛りだくさんの内容をやりぬいてくれました。 はじめまして。 私は、経済/経営学を専攻する大学3年生です。大学1年の頃は商品開発を行う学生団体に所属し、同時期から多業種にてインターンを行う中で「海外での働き方を見たい」「自身の英語力を試したい」との思いが強まりました。「英語圏で実務ができるインターン」を探していたところ、偶然見つけたのがこのプログラム、SSHPです。 SSHPを選んで良かったと思うことを3つ。 ①英語圏で実務を経験できた。 ②渡航前からインターン中も毎日ご指導をしていただけた。 ③急発展中のシンガポールを実感できた。 今回は以上3点にそって、私がこのインターンで体験したことをお伝えできればと思います。 どうぞ、よろしくお願い致します。

①英語圏で実務を経験できた。

私がお世話になったのは、「シンガポールに特化してSNS機能を盛り込んだ地図アプリ開発を行う」たった3人のスタートアップ。ノルウェー出身のCEOとインド系2人。シンガポリアンは一人もいない、他民族国家ならではの構成です。シングリッシュはなかなかクセものですが、インド系も独特の発音のため、慣れないアクセントに最初は苦労しました。 開発中のアプリは、1ヶ月前にリリースしたばかりで、まだまだ情報量が足りないため、私は日系企業へのコンテンツ提携のリード作りを担当しました。全く関わりのない企業にメールを送ったり、フォローアップの電話をしたり。数分で終わりそうな業務でも、慣れない英語に普段より時間がかかってしまうこともしばしばありました。その一方、コンテンツ充実のために日本語翻訳も担当しました。原文を元にどこまで意訳するか。単純そうな翻訳ですが、その加減が思った以上に悩ましいところでした。 「きっと働きやすいに違いない」と思っていた海外の職場では、6時にピタリと仕事を止めて、なんの後ろめたさもなく帰宅できるところが、日本との違いだと感じました。しかしCEOが言うに「それは会社による」とのことなので、正直どの国に行っても、会社の雰囲気によりけりで、一概に「海外だから」とは言えないと教わりました。

②渡航前からインターン中も毎日ご指導をしていただけた。

渡航前、日々の課題は、専門知識の増強と、英語のウォーミングアップに繋がりました。事前準備として企業へのプレゼン資料を作るにあたり、そのノウハウをご指導していただけたことも学びです。 そしてなによりインターン期間中、毎晩欠かさずに行なった「一日の振り返り」。他チームと共有しながら、「その日の出来事に対する理由を明確化」することで、学びを自分のものとして落とし込むことができました。業務を効率化し、精度を上げるための「高田さん秘伝のコツ」も叩き込まれました。細かなご指導のおかげで、初めての営業も自信を持って望むことができたことには、感謝しています。(ここまで行き届いたケアをしてくださるインターンは他にありません!本当にありがとうございます!)

③急発展中のシンガポールを実感できた。

振り返ると当初、シンガポールという選択肢はなかったけれど、「今年建国50周年を迎え、アジアのハブとして進化を遂げる一国のリアルを見てみたい」と、次第に興味をもっていました。この選択は正解だったと思える今、ここでのハイライトをいくつか共有します。

  • インドネシアからの焼き畑の影響による公害「ヘイズ」が問題になる時期と被り、頑丈なマスクで身を守るシンガポール国民を目の当たりに。そんな空気が悪い中、案の定喉がやられる被害にあいました。
  • ホステルでの長期共同生活では、早朝に起床してお祈りをする異文化に触れました。世界各国、特にアジアから訪れる人々と互いの就活事情や宗教に関して話し、メディアでは知り得ない他国のリアルを教えてもらいました。
  • 異業種交流会やテック系イベントに参加し、この国に住む日本人やシンガポリアンと交流。ビジネスとして数年住むには良い場所だという印象を受けました。
  • 多国籍の料理を毎食楽しみました。ホーカーセンターだと数百円でお腹いっぱい食べられるのが魅力です。
  • マレーシアへ日帰り旅行。バスで国境を渡ることを体験し、隣国との成長や雰囲気の違いを実感しました。

今回のインターンを経て、「英語力」はもちろん、大きな声ではっきりと相手の目を見ながら話す「プレゼン力」や「積極性」を身につけたいと、課題を明確化できたのが一つの収穫です。 就職の選択肢に海外を加えたいと思うようになった今(容易くないことは重々承知の上です)、見えてきた「やりたいこと」にまずは挑戦し、残りの大学生活も有意義に過ごすつもりです。 12119302_10207978898419113_504405354_o参加メンバーと