「未来の自分のために、足りないモノを知れた」SSHP5体験記③:インターンシップブログ

SSHP第5期が終了しました。参加者の声をお届けします。

過去の体験記一覧は、こちらから。

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中藤朋葉。大学2年生です。

なぜ参加したか?

SSHPに参加した理由は3つあります。

  • 実際に英語を使って働きたかったから
  • 多国籍国家であるシンガポールで様々な人と交流してみたかった。
  • インターンシップを通して働く、ということを実感したかった。

所属企業と担当したプロジェクト

Divegraphyという、アジアのスキューバダイビングのスポットを会社でソーシャルメディアマーケティングを学びました。会社のSNSアカウントを動かして、会社のことを世界に知ってもらうプロジェクトです。そのための様々な情報収集(SNSに載せる写真や記事探しなど)から始め、ポストする計画に沿ってSNSを動かし、効果を測定し、まとめて報告しました。

初日、Divegraphy CEOの説明を受ける中藤さん(中央)とチームメイト。まだ表情が硬い。

ソーシャルメディア・マーケティングについて学んだこと

ソーシャルメディアでキャンペンーンを行うことについて、軽い気持ちで考えていました。もしSNSで情報を発信したいのならば、文章を作成して、ただそれを世間に公表(以下呟く)すればいいだけのもの、としか考えてなかったからです。しかし、それは間違いでした。様々なことを考え、組み合わせ、戦略を練らなければ、情報は認知されないのです。今回のインターンでは、このことの重要性を強く痛感させられました。

どのようなことを具体的に学んだのか。

まず始めに、どのSNSを使って情報を伝えたいのかを考える必要があることを学びました。SNSによって、そのSNSをみてくれている性別、年齢、国籍などが異なることが多いことを知りました。

次に呟く内容をどのように考えるべきかを学びました。SNSをみてくれている年齢層やその人たちが持っている文化や、性別、国籍など様々なことをふまえて内容を考える必要があること、そして、多くの人に認知してもらうためには、動画、写真、記事なども文章と同時に発信するべきことを具体的に学びました。自分にとって良いと考えている内容が、必ずしもオーディエンスにとっって良いとは限らないため、呟く内容を考えることは難しいことを実感しました。

最後に呟くタイミングを考える必要があることを学びました。SNSごとによって、どの時間が一番稼働しているかが異なることを初めてしりました。

企業の多くは、SNSで自社をアピールしています。そのため、今回のインターンシップで身につけた多くのことは、社会に出た後も大いに役立つと感じています 

学んだこと・今後について

本当に沢山のことを学びました。その中でも特に強く印象に残っているものは、自分のボスから学んだ

“Don’t know…?  Google!!”  (知らない?・・・ググって!)

という言葉です。知識の大半は検索すればヒットする、という意味です。今の時代はパソコンやiPhoneがあれば何でも知れることのできる時代。それを活用しないで、どうする?!というボスからのメッセージです。

“Don’t know?…Google!”

SSHPに参加してよかったこと・今後について

この三週間で劇的に仕事ができるようになったとか、英語が話せるようになった!ということはありませんでした。三週間では簡単に身につけられないです。逆に自分の足りないものについて知れました。これからのために、身につけらなければならないことを知れたことは自分の中では大きいです。あとは、自分がどんな人間であるのかも少し知れたことも参加してよかった点です。

自分には英語力とITスキルがないということを改めて痛感しました。なので、この二つを重点的に学んでいきたいです。あとは長期インターンにも挑戦したいです。

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コーディネータ後書

SSHPの目的は「漠然とした動機をクリアにし、アクションに変える」です。何かやりたい、自信を身につけたい、イメージを持ちたい・・・中藤さんは、SSHPのペルソナど真ん中でした。

Divegraphyは、「情報収集」>>「ポスト計画」>>「ポスト」>>「検証」と、大まかなようで綿密なスケジュールが事前に決まっていました。パソコン作業に慣れないインターンチームの作業効率は決して高いものではありませんでしたが、仕事に遅れを出さないために夜深い時間まで作業を進め、キッチリ納期を守っていました。

深夜の作業はテンションが上がったり下がったり。(コーディネータお気に入りの写真)

パソコン操作に慣れていること、英語力を上げること、目的を明確にすること、全体像をつかむこと・・・一気に浴びせられたと思います。あせらず、ゆっくりとモノにしてほしいです。

中藤さんが持つ強みは(本人には?かもしれませんが)コミュニケーションを円滑に進める共感性です。メンバー全員が集まっているとき、チームメイトと話すとき、ピアレビューのとき、相手の言葉を柔らかく包み込んで、自分の意見を乗せて返す様に感心しました。この優れた強みを最大限に活かせるように、ITに慣れて時短をはかり、語学力を高めて世界中に発信できるようになってくれると嬉しいです。きっとできます。