楽な方法を探さないのは怠慢だ:インターンシップブログ

SSHP第4期も渡航を直前に控え、メンバーも忙しくなってきました。そう、日本の大学生は思ったより忙しいのです。インターンシップ、アルバイト、サークル、テストなどなど、様々な活動に従事しています。SSHPのようなプログラムに参加する学生は少なからず向上心を持っているのでしょうが、それでも想像以上です。

徹夜したとか、ここ3日間の平均睡眠が2時間とか、よく聞きます。

僕の大学生活は、学業面では落第しないように策を巡らせた覚えがありますが、彼女・彼等と比べてなんと緩やかな日々を過ごしていたんだろうと思います。

そんな上昇志向の大学生たちですが、「忙しい」という言葉を安心するために使っていないか、という点が気にかかっています。スケジュール帳をいっぱいにすることでホッとしている人は注意が必要です。

先月、時短に関するエントリを2つ書きました。

ショートカットコマンドはもちろん、履歴書については僕が作ったテンプレ付きです。フォーマットはそのままに、内容だけ書き換えてもらうつもりで作りました。絶賛パクって頂きたい。そう思って作りました。

しかしコピーするために「ハイライト→右クリック→プルダウン」という面倒な手順を取る人もいれば、英文履歴書の書き方についてのノウハウ本を参照しながら一からワードで作り直す人もいます。前者についてはパソコンの操作に慣れていないだけ、後者については「きちっとしたもの」を作りたいという思いからなのでしょうが、効率の悪さとムダが否めません。結局、忙しくて時間がないという人ほど、約束を逸して「スミマセン」の後に、今後の対応について言及がない。

そもそも「忙しい」というのは、あまりカッコいい状態ではないです。忙しさを言い訳に効率化を検討しないのは、カッコ悪いです。楽をするというのは、手を抜くということではありません。逆です。やることが沢山あるからこそ、最短・効率を意識するべきなのです。タスクの荒波をバッチリ泳いでいる人を見ると見事だなと思います。そういう人はもれなく工夫をしています(本人たちにとってあまりに当然のことなので、工夫とも思わないかもしれませんが)。

小手先だと思うかもしれませんが、実にそのとおりです。そしてパッパと仕事をこなす人の手は、とてもしなやかに動きます。