今の10万円を10年後の1000万円に繋げよう:インターンシップ


お金に対する感覚は、生い立ちや置かれた環境に大きく左右されるようです。商売をしていたり、お金の教育に熱心な家庭で育つ子供は自然と感度が高くなります。

世間ではお金の話は卑しいと思われるようですが、断言します。お金は大事です。でもバイトして貯金しろというメッセージではありません。むしろ、お金をしっかり使って下さい。経済の循環のためにではありません。自分の未来のためにです。

学生時代の投資は将来の価値に大きく影響する

大学とは活きる術を身につける場所だと思っています。卒業して社会に出ると、大学生活で培った考え方やスキルをベースに市場で戦うことになります。

新人研修含め会社がいろいろ教えてくれるという考え方もありますが、会社は「その会社」で生きる方法しか教えてくれません。うちの会社は絶対潰れないので大丈夫!!という信仰があれば良いのかもしれませんが、それは考えることを放棄したに近い。言いかえれば自分ではどうにもならない状況に運命を委ねることになるのです。そのような人材が市場で浮上することは難しいです。悲劇的なことに、組織から外れることになって始めて惨状を知ることになります。

たくましく自由市場を戦える人とは、どんな人でしょう。たとえば・・・

  • 変化に対応できる
  • 人の懐に入るのが上手い
  • 目標はかならず達成する
  • 好奇心が強い
  • コーディングの経験がある
  • 外国語が堪能…

性質とスキルを混同して挙げましたが、どれも魅力的です。そして、全て始めるなら早いうちにしたほうがいい。「若いうちにいろいろ経験しておいたほうがいい」とは言い得て妙で、特に性質的なものは、年齢を重ねるほど差が大きく出ます。

お金は無為に貯めるのではなく、投資して下さい。株式を購入する、転売商品を仕入れる、プログラミング学校に通う、海外旅行をする、料亭に通う、ジムに通う、舞台を観に行く、ボランティアをする・・・。目的を持って投下した資金は、シード段階(若い)ほど大きなリターンを産むのです。

直接的なリターンだけではありません、積極投資の姿勢を身につけることになります。冷静にリスクとリターンを考え、勇気を持って動き、結果を検証して次に活かす習慣は、どんな状況でも重宝されます。

外を見て日本を思う

堀江貴文さんの君はどこにでも行けるの中の、「日本は安くなった」という表現に感心しました。諸外国の経済的な発展を理由に、日本はもはや経済大国とはいえず、貧しくなっている、というネガティブで「ぼんやりした」意見が飛び交う中で、とても冷静で客観的です。飛躍的に経済が伸びた時期は日本にもあったわけで、その当時、欧米の国々は苦い思いで日本を眺めていました。今の状況は先進国の通過儀礼のようなもので、むしろ高品質な商品サービスを奇跡的な低価格で提供できている状況を活かすべきだという話でした。

外から見ているからこそ言えることなんだと思います。

ピンときませんか?

ビックマック指数というユニークな経済指標を、英国の経済誌エコノミストが毎年発表しています。簡単に言えば世界各国で販売されているビックマックの販売価格の通貨を合わせたら、どれほどの開きがあるのか、という比較です。ビックマックは味、大きさ、原材料などが統一基準とされているので(実際は違うのですが)イメージしやすい指標なのです。

BMI2010

Source: The Economist

2010年の時点で、日本のビックマック指数は15位でした。タイは39位で、値段にするとおよそ2倍の開きがありました。

BMI2016

Source: The Economist

これが最新のビックマック指数で、日本は下げて、タイに迫られています。大切なのは、タイの指数が上がったというよりは、日本が31位まで大幅に下げているということです。「日本が安くなった」の一端を表していると言えます。

これが全てと言うつもりはありませんが、通貨ベースで考えると、ビックマックを買うならシンガポール、韓国より日本で買うほうが安く、タイと同レベルという事実は直視する必要があります。

マクドナルドの話だけではありません。

タイ国民の大半は水上マーケットで過ごしていると思っている人はいませんか?東京大学がアジアの最高学府だと思っている人はいませんか?・・・古い情報は、アップデートして下さい。

最近は、往復4~5万円ほどで東京⇔東南アジアの首都を往復できます。多くの国はビザを取得する必要もありません。パッと行って、いろんなものを見てきてください。

メガバンクに預金した10万円が生み出すリターンは1円です。しかも、日本における1円は相対的に安くなる傾向にあるので、実質の価値は減るのです。

その10万円で五感で体験する海外は、ずっとあなたの記憶に残り、視野を広げ、あなたを豊かにしてくれます。

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学生向けの海外研修プログラムSingapore Startup Hack Program (SSHP)
20168月下旬~9月上旬に開催される第4期の研修生を募集しています。
海外でアクションを起こしたい学生さんの応募をお待ちしています。
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