「語学を鍛え、人脈を増やす」SSHP7体験記①:インターンシップブログ

海外研修プログラム・SSHP第7期が終了して3週間が経ちました。

夢を持つ青年による体験記をお送りします。

参加理由

初めまして。私は、SSHP7期に参加した弘前大学に通う大学三年生です。このSSHP7期に参加した理由は二つあります。

一つは、大学の環境から抜け出したかったからです。

田舎の環境は、内向的で刺激が少ないと私は感じています。そんな環境から抜け出して長期休みは海外に行きたい!という気持ちがありました。また、去年は海外ビジネスインターンシップ「武者修行プログラム」に参加していたので今年の夏も海外に行きたいという気持ちがありました。

もう一つは、海外での起業やビジネスに興味があったからです。

私は、将来自分で起業し、他の国々の方々との取引も行いたいと考えていました。そのため、海外で働く起業家に会う事や実際海外でビジネスを行うってどんな事だろうという疑問があり、SSHP参加を決めました。

どんな会社で、何をやったか

Fortitude Capital Groupという会社でドリアン市場の分析を行なっていました。ドリアンってあの臭いフルーツです(笑)シンガポールでは若者に人気があります。

この会社はいわゆるベンチャー投資会社で私のパートナーはICO案件を任されていました。

また、代表Charles Phua氏の人脈でICOのイベントに参加し、他の起業家の方々とお会いする事が出来ました。

難しいと感じたこと

二つあります。

一つは語学力です。

私は元々英語が苦手だったのですが、なんとかなるだろうと思い、現地に向かいました。しかし、なんとかならない部分も多かったです。例えば、皆が笑っているのに意味が分からず愛想笑い、言いたい事も言えない事も多かったです。

もう一つは、論理的にまとめる事です。

私は、論理的思考というのが苦手でワードにまとめる際、なんでこの順番にしたの?と言われると答えられない事が多かったです。

参加してよかったと思うこと

多くの事に気がつく事が出来ました。ここでは二つ挙げます。

一つは、前述の通り語学力の重要性です。

語学にはなんとかなる部分とならない部分があり、ビジネス英語となるとなんとかならない事が多いと身を以て実感しました。特に言いたい事が言えない悔しさが多かったです。

もう一つは、起業家の方の熱意・人徳です。

Charlesをはじめ多くの起業家の方々とお会いしましたが、こんな事をしたいという明確なビジョンに熱意を持ち取り組み、周りの人々からの人望も厚いように感じました。

この人のようになりたいと思える方に何人もお会いしました。

これからやりたいこと

まずは、語学です。

来年の四月からフランスに行く予定なので、英語は勿論、フランス語も徹底的に鍛えたいです。その為に私の大学にいる留学生との交流を増やします。また、英語ではTOEIC、フランス語ではフランス語検定のような目標を立てて期限付きの勉強も行います。

次に、人脈を増やす事です。

シンガポールでは、Charlesの人脈から色々な方々にお会いする事が出来ました。その為、私も学生・社会人問わず人脈作りに重点を置きます。具体的には、大学近辺で行われるイベントへの参加・興味のある東京でのイベント参加です。

コーディネータの後書

彼は(現時点での)夢を持っていて、人に言うことができる希少な大学生です。それを持っているだけで、持っていない人に比べて大きなアドバンテージです。

夢を見据えて自分を成長させるために彼はSSHPを選んでくれました。SSHPがブレイクスルーになってくれれば嬉しくありますが、そこをプッシュするほど傲慢にはなれません。

「海外」「仕事」「共同」という環境には大いに戸惑ったと思います。英語で言いたいことも言えないのは、辛いものがあります。

でも、苦いそれらを含めて刺激になったはず。会社に対する最終プレゼンは、自分ができる最大を尽くしたことが伝わりました。

ところで個人的に嬉しかったのは、帰国直後に英語力を高めるためのアドバイスを求めてくれたことです。三週間は濃くても短いですから、帰国後の継続は必須です。

継続するかどうかは、本人の中の必要度によります。英語についてのアドバイスを求められることは珍しくありませんが、やると宣言して、継続できる学生は1%に満たないです。

しかし彼は半年後のフランスが見えているわけで、いけないと思いつつも、少し期待してしまいます。このブログでささやかなプレッシャーをかけておいて、来年ヨーロッパに渡る彼への餞(はなむけ)とさせていただきます。

幸せになりますように!

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学生向け海外インターンシッププログラムSingapore Startup Hack Program (SSHP)
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