あれこれ手を出すのは、あり?:インターンシップブログ


SSHP修了生から頂いたお題に応えるブログエントリー。本日は、時間の使い方について。

留学、ゼミ、サークル、インターン、いま全てやっているのですが、どれも中途半端になりそうなのが不安です。中途半端になるよりは、思い切って数を減らしてもいいと考えましたが・・・。

お気持ちはよく分かります。1つに絞って没頭している人を見ると、羨ましくなります。

自信を持って選べるなら、それに越したことはない

まずは結論から。あれこれ手を出して、問題ないです。

確信を持ってやるべきことに集中できるは、とても幸せです。「これさえやっていれば、自分は充足していて、恋人が居なくても腹が減っても笑われても気にならない」状況。

良い意味で外野のノイズが気にならないのは、強いですね。

SSHPで出会ったスタートアップCEOの多くは、こんな感じです。2年間無収入とか、普通です。かくいう僕の年俸も、平均的な大学新卒者の初任給より低いです(これはある恥ずべきですが)。

色々やって、問題ない

ただ、脇目も振らず没頭できることを見つけられる人はとても少ない。これが現実です。

分散して色々やっているということは「これぞ」という決め手が無いということを意味しており、それは悪い状態ではありません。

大学生は、自分でやることを選ぶ事ができる時期です。時間を自由に使える社会人もいますが、それは少数派です。少なくとも日本の大学生の多くは新卒としてフルタイム採用されることを望んでいて、希望が叶えば一日8時間は拘束されます。

なので、大学生のうちは贅沢に時間を使って下さい。選べないなら、選ぶ必要はないです。色々やって下さい。むしろ、色々やるべきです。

選べないから何もやらないというのが最悪の選択です。

五感を刺激して、目からうろこを落とす

経験については、以前書きました。この世には身をもって体験しないと分からないことで溢れています。本を読むことも大事ですが、手を動かすほうが有益です。

2015年、シンガポールでのインターンシッププログラムSSHPを立ち上げて以来、5回目を迎えます。将来海外で働きたい、英語を使ってみたい、環境を変えたい、起業したい・・・研修生の目的は様々ですが、全ての研修生は経験を求めて僕のプログラムに参加します。世界屈...

その経験を昇華することで、自分のモノになります。

SSHPの夜は長い。日中のミッションから開放された研修生たちはホステルに戻り、チームごとにコーディネータ(僕)とレビューをします。1チームにつき30分〜60分ほどを、15日間、毎晩。プログラムの醍醐味の1つです。さて、研修生とレビューを重ねるうちに、...

VRなど技術が発達すると、多くの経験は仮想に置き換えられる時代がやってくるかもしれません。しかし完全に置き換わるのはまだ先の話です。

僕達は今を生きているので、今のやり方で自分の殻を破る必要があります。

海外に出ることもそう。

今年の4月から5月にかけてリトアニアに滞在した際、現地の友人が発したひとことが耳に残っています。車について話しているときのことでした。

インプレッサはいい車だけど、リトアニアではお勧めできないかも。警察に止められやすいから。

どういうことでしょう?スバルのインプレッサはタフなイメージはあるけれど、走ってるだけで警察に止められるような強面な車だとは思えないですが。

実はお隣のベラルーシからタバコを密輸するために使われるのがインプレッサなんだそうです。道なき道を走破する必要があり、インプレッサは最適なのです。なので、特に東の方でインプレッサを走らせていると、高確率で止められて、検査が入るそうなのです。

この話を面白いと思えたのは、こんな情報を得たり、体感していたからだと思います。リトアニアは・・・:

  • 人口が流出して、国の財務状況が悪い
  • →道路の舗装に手がまわらない
  • 雨が多い(リトアニアとは「雨の土地」を意味する)
  • →交通状況事故が多い(1ヶ月間滞在して、事故を見かけなかった日はない)
  • →信頼性が高い車が好まれる
  • EU加盟国で2番目にタバコが安い。
  • でも、ベラルーシではその1/3なので、密輸で儲けが出る。

だから、インプレッサが好まれる、と。

バラバラの情報や体験が繋がることで、自分独自の解釈を持つようになるのです。

何をすべきか、ということですが、これはなんでもいいです。少しでも興味を惹かれたら、とりあえず手を付けてみてください。最初から重ねることを狙う必要はありません。散文的でも、後からつながります。

面白いのは、これらは意識してつなげるようなものではなく、自然とつながるということです。そういえば、こんなことを言っていた修了生がいました。

SSHP第5期の準備を進める日々ですが、第3期メンバーの馬場宏幸さんに会いました。近況報告が素敵なコンテンツになりました。自ら作った有給インターンの機会>>> お久しぶりです。いつ以来だっけ?馬場:2016年の2月に参加して、終了直後に皆で会ったので・...

何と何がつながり、意味を持つようになるのかはわからないです。だからこそ、色々やることが大切なのです。

ただし、以下の点に注意してください。

目的とゴールは必要

やることは何でもいいですが、ただ漫然と参加するのはもったいないです。自分の貴重な時間を投資することになるわけですから、何か持って帰るつもりで臨んでいただきたいものです。

そのために、目的とゴールの設定は欠かせません。SSHPを経験したみなさんなら、やりかた分かりますね?

例えばインターンシップでテレアポをするなら、「目標:知らない人に電話する恐怖を克服する」「ゴール:とりあえず100件かけてみる」など。

例えばコンビニでレジ打ちするなら、「目標:店から出るお客様の気分を良くしてもらう」「ゴール:空いてる時間帯に、お釣りを渡しながらひとこと話しかける」のように。

出来なければ、出来ない理由を探って設定値を変えて、出来るようになったらあらたな目標を定めて・・・わかりますね?

勇気を持って、捨てる

一日に許された時間は24時間です。なので、100のインターンシップを掛け持ちすることはできません。やりたいことが多すぎるなら、勇気を持って捨てるべきです。

優先順位の付け方は様々ですが、大学生ならば「卒業時点でなっていたい自分に近づくためのアクション」の中で、インパクトが大きいものから選ぶといいです。

体調を管理する

睡眠時間が短くても高いパフォーマンスを出せる人がいます。僕もそういう人を知っていますが、体調を最優先させて下さい

誤解を恐れながら書きますが、動けない人間は不要です。そこにいる人には、最高のコンディションであるべきだと思います。

眠くてもテンションが上がって良い結果を出せる自分を知っている場合などは、少しくらい無理をしてもいいのかもしれませんが、そうでない場合、はっきりと自分の意志で休息を取って下さい。