今やらないと、多分一生やらない:インターンシップブログ


??????2017-03-08

2013年の新語・流行語大賞に選ばれた林修さんのフレーズ。「今でしょ!」に、良い意味で違和感を覚えました。新語・流行語は旬のもので、すぐに忘れ去られるイメージを持っていたのですが、この「今でしょ!」は風化しない金言だと思ったわけです。

視点を変えれば、それほど行動を開始するのは難しい。多くの人は、やらない理由を内外に求めてしまいます。

ですが、新たな行動を起こすのに、ベストなタイミングなんて絶対に来ません。大事なことなのでもう一度。ベストなタイミングなんて絶対に来ません。今やるか、ずっとやらないかです。

代表的なやらない理由、というか、言い訳は以下のようなものです。あてはまるひと、要注意です。

やらない言い訳:準備不足

僕が関わっている海外研修SSHP。参加断念される理由に「もうちょっと英語力を高めて」「ビジネスについて学んでから」というものがあります。参加に足りるだけの自分になってから、あらためてコンタクトします、という説明。気持ちはわからなくもないのですが、残念ながら、あまり前向きに聞こえません。たぶん、ずーっと変わらないんだろうなぁ、と思ってしまいます。

何を基準に英語力高まったとするのでしょうか?聞いてみると、TOEICで○○点を取れるレベル、ということですが、うーん。確かに英語を上手に操るひとはTOEICの得点が高いですが、TOEICの得点が高い人が英語を上手に操れるわけではないからです。

ビジネスについて学ぶというのは、更に曖昧です。営業なのか、マーケなのか、財務なのか、立ち上げなのか、チームプレーなのか。

過去4回SSHPを開催しましたが、準備不足を理由に「来期戻ってきます」と公言して、実際戻ってきた人は皆無です。実のところ、準備万端な学生なんていません。足りないから、海外研修に参加するのです。

やらない言い訳:誘惑

たとえば、勉強に時間をかけると、Youtubeを閲覧する時間が削られます。糖質制限すると、食事の満足度が低下します。

「友達と時間を過ごしたいから=遊びたいから」という理由で海外研修を断念する人もが、これは、まぁ、仕方ないのかもしれません。青春は今しかないですから。

しかし、こういった時間を削って未来に資する行動をしている人たちがいることを忘れないで頂きたいものです

やらない言い訳:失敗が怖い

現状は最高ではないかもしれませんが、なかなか心地いいものです。自分を中心とした世界の均衡が保たれているからです。これを打破して、新しいことを始めるためには、不快さが避けられません。

優秀なチームメイトのそばで恥ずかしい思いをするんじゃないか、とか。英語が通じなくて迷惑をかけるんじゃないか、とか。

勝手知ったる環境で、身の丈に合った(と信じている)ことだけをしていれば、その場での失敗は少ない。その代わり、成長が鈍化する、という長期的な失策のリスクを負うことになります。

今、多いに失敗して恥をかいて下さい。SSHPでは大恥をかく人もいればそつなく完了する人もいますが、多くを学ぶのは、大胆に恥をかいた人です。

半年後に動くのは、いま動くより難しい

断念するのは悪ことではありません。他に優先度の高いやるべきことに没頭できたなら、むしろ幸せです。

問題は、そうでない場合。曖昧な動機でアクションを後回しにするひとは、半年後に似たようなチャンスが来たとしても、手を伸ばしません。先延ばしにするほど、状況は悪くなると考えてください。2年生が3年生になればゼミのコミットメントが増えて忙しくなるでしょうし、就活のことも考えなくてはなりません。4年生になれば就活は終わっているかもしれませんが、上に書いた誘惑が出てきます。大学生活の最後に、友達と卒業旅行に行ったり。内定者懇親会や研修でフィジカルに拘束されることもあります。

始めてしまえば、気が楽になる

明らかに命を危険にさらすようなことでなければ、とりあえずやってみることを推奨します。案ずるより産むが易しといいますが、かりに上手く行かなかったとしても、その方法に問題があったことは分かります。だめだったなら、どんどんやり方を変えてトライしてみる。そうすることで、少しづつ視界がひらけます。やらないままの人は、ずっと五里霧中です。

 

余談ですが「SSHPに参加したいのですが、フィンランドが好きで春休みに行きたいので、参加を迷っています」と正直に言ってくれた学生さんがいました。僕はフィンランドに行くように勧めました。行きたいところがあるならば、行くべきだと思うからです。

半年後、彼女は夏開催のSSHPに戻ってきてくれました。自分の中で優先順位が付いている人は、こういう動きができるのだな、と感心しました。