「正確にわかりやすく伝える意識と能力」SSHP4体験記④:インターンシップブログ


SSHP第5期、一次募集は12月16日締切★

さて、第4期メンバーの声、最新版をお送りいたします。

過去の体験記一覧は、こちらから。

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なぜ参加したのか

藤松文香(ふじまつふみか)、法政大学法学部国際政治学科3年生です。

去年の夏にビジネスコンテストに参加して以来、ビジネスの世界に興味を持ちました。特にマーケティングに惹かれていて、日本ではスタートアップでマーケティングのインターン、営業のインターンをしています。

SSHPに参加した理由は、一言で言うと「世界一起業しやすいと言われるシンガポールのスタートアップで実際に働いてみたかった」からです。世界の最先端をいくようなスタートアップがいっぱいあって、そんな経験は大学生活の中でなかなかないだろうと思い、参加することを決めました。

どんなで会社、 何をした?

GametizeというGamification(※)を通して楽しく学習するプラットフォームを企業や個人に提供している会社で働いていました。私とチームメイトがやっていた仕事は主に二つで、通常業務であるGametizeのプラットフォームを使って既存のトピックにコンテンツを追加していくことと日本の英語学習市場のリサーチ、それを踏まえて日本人向けの新しい英語学習アプリの提案をすることでした。

※ ゲーム的要素を利用して、学習モチベーション維持の維持や問題解決に役立てる手法

苦労したこと

英語があまり得意ではないので、コミュニケーションにだいぶ苦労しました。シンガポールの人たちは話すスピードが早く、最初の頃は何回も聞き逃していました。話の展開も速いので、質問されても答えられないことも多くて、正直ランチの時間は楽しい時間でもあったのですが、苦痛な時間でもありました(笑)

英語環境で仕事をしているので、日本での仕事にくらべ、たとえば文章作成ひとつをとっても時間がかかってしまったり、あるいは出された指示を誤って理解してしまうということもあって、海外で働くことの難しさを感じました。

よかったこと

会社の人たちの暖かさ

一番は会社の人たちがとてもよくしてくれたことです。CEOが現地企業のミートアップに連れて行ってくれたり、日経企業への営業に同行させてくれたりと、海外で働くということをリアルに意識することができたことはとてもよかったです。また、社員のみんながランチにシンガポール料理を食べに連れていってくれたり、現地の大学のインターン生が休日にショッピングに連れていってくれたり、鍋パーティに招待してくれたり、プライベートでもいろいろ連れ出してもらえたのはとても嬉しかったです。

コーディネーターとの時間

プログラムとして参加してよかったなと思うところは毎日コーディネーターのヤスさんから仕事の取り組み方についてフィードバックをもらえたところです。社会に出たらこんなに丁寧に仕事の効率のよい進め方を教えてはもらえないと思うので、この経験は社会人になった時にきっと役立つだろうな、と思います。また、仕事のやり方だけじゃなくこれからの人生のことや今の自分が抱えている問題についてたくさん相談に乗っていただいたので、SSHP中はヤスさんととにかくたくさんお話しすることをおすすめします(笑)。

実感した変化・学んだこと

参加前に比べて論理的に話せるようになりました。SSHPはプログラム期間中に毎日ヤスさんと1日の振り返り(レビュー)をしますが、かならずその日やったことの報告から始まります。1日の出来事を簡潔に要所を絞って伝えなければならないので、正確にわかりやすく伝える意識と能力が上がりました。加えて、レビュー時にはヤスさんに「なんでそう思ったの?」と何度も問われるので、回数を重ねるうちに先読みして論理を組み立てて話すという癖をつけることができました。

学んだこと

私が学んだことは大きく分けて二つあります。一つ目は「可視化すること」の大切さです。最初の頃は、何も考えないでいきなり仕事に取り掛かっていたのですが、そうすると勤務時間が終わる頃に集中力が切れてしまって1日の目標分の仕事が終わらないということがありました。そのあとヤスさんにアドバイスを受けて、フレーミングを実践しました。朝一でその日の目標を設定して、目標を達成するためにやるべきToDoをノートに書き出して、各業務に必要な時間を割り当ててから業務に移るっていうのを毎日やっていました。また、チームメンバーとミーティングするときにもお互いで齟齬が生じたり何を話したか忘れてしまったりすることが多かったので、ノートに議事録を取る、わかりにくいことはノートに書きながら説明する、というのを徹底しました。そうした結果、業務を効率的に進めることができました。また、建設的なmtgができるようになったと思います。

二つ目は、自分のできることとできないことを把握した上で、「自分のできたことをきちんと認めてあげる」ということです。きっかけはCEOに向けて行うプレゼンテーションでした。私はプレゼンに苦手意識を抱いていて、しかも苦手な英語を使って行うのでとても緊張していました。プレゼンが終わったあと、CEOがフィードバックしてくれて「よかったよ」と誉めてくれたのに、私は自分の中で「全然練習してないしだめだめなプレゼンだった」と思って素直にその言葉を受け取ることができませんでした。その話をヤスさんに報告したところ、「まずはできたことを認めてあげないと次に進めないよ」と言われました。その言葉を受けて、私は自分で頑張りを認めるのが苦手という自分の弱点を見つけることができました。今はその弱点を克服するために自分を過小評価しすぎないこと、他人と比べないことを日常生活で心がけています。

最後に、優しく受け入れてくれたGametizeのみんな、たくさん助けてくれたチームメイトのHさん、ヤスさんに心から感謝を伝えたいです。

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コーディネーター後記

ふみかさんは第3期(16年春開催)の参加を検討しましたが、その時期はフィンランド旅行を優先しました。ムーミンの魅力に負けたのであれば、仕方ない。でも、第4期で戻ってきてくれました。メンバーの中でもかなり時間をかけた1人です。何かしら自信を持ってもらいたい思うあまり、振り返りの時間ではかなりツッコミました。そして、論理的な話し方をかなり身につけてくれました(もとに戻っていないことを祈ります)。

帰国後、色々と考えながらインターンシップに取り組んでいるようです。研修生の未来に思いを馳せることはあまりないのですが、ふみかさんの場合、ある程度資金力のあるスタートアップでバンバン叩かれてヘコみながらも楽しく過ごしている絵が浮かびます。あまり暗示的なことは言うべきではないので、空想はこのあたりでやめておきましょう。

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SSHP第4期・全員集合ショット(向かって右から2番目が藤松さん)

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学生向け海外研修プログラムSingapore Startup Hack Program (SSHP)
20172月13~3月3日に開催される第5期のメンバーを募集しています。
春休み、海外で成長したい学生さんの応募をお待ちしています。
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